2017年10月17日火曜日

世の中変わりますね。

中国から帰ってまいりました。折元です。
毎年のことながら、上海の見本市に行っておりましたが、今年は収穫が多かったです。
年々規模が大きくなっていますが、特にアコースティックギターやウクレレに関しては、多くのディーラーがブランド化して、中国国内向けに展開しているようです。勿論、アメリカやヨーロッパ、日本のブランドへの関心は強い印象を受けましたが、中国ブランドも年々勢いを増しています。楽器とは関係ない話ですが、街並みもだいぶ日本化している気がします。飲食店ではVISAカードが使用可能な店が増え、ホテルを含めて上海市内は基本的に禁煙だそうです。いろいろ変わっていくんですね。

変わったつながりで、Martin のD-28がここにきて仕様変更の様です。
2012年にD-18がモディファイドして発売された時の様に、全体の仕様が若干ヴィンテージルックになっています。糸巻はウェバリースタイルのオープンバック、ピックガードは黒から赤べっ甲タイプへ。フォワードシフトXブレーシングなのでトップ振動は以前よりも強く、HD28Vに近い印象でしょう。トップの色味もトナーで、若干エイジングルック。
去年までのモデルとは比べ物にならないほど自然なサウンドが期待されます。
数日で入荷する予定ですが、みなさん是非一度お試しください。