2017年2月3日金曜日

ハカランダ再び Part2

さっきの記事が長くなったので、ヤマハのハカランダについては分けて書くことにしました。

2016年、下倉アコースティックで販売したLL-86はLSも含めて5本でした。

そして今年に入り、すでに2本お買い上げいただいております。

もう本当に下倉カスタムとして注文するのに見合ったハカは無いんじゃないかと、前回ヤマハさんにお邪魔したときには思っておりました。

前回購入した材料で組んでいる個体はLJ-86になります。早ければ5月に入荷します。
L-Custom以来、材料を選定させていただいておりますが、今回はまたとんでもないのが現れました。







まずこんな感じ6本です。 ヤマハさんお抱えの大御所アーティストからの依頼に備えて隠し持っていたマスターグレードの最後の材料です。

表板には同じく厳選してきたジャーマンスプルースを使います。

LL-86のカスタムということで、次回(この6本から)販売価格が¥1,800,000税別になります。

インドローズ、ホンジュラスローズ、マダガスカルローズ、その他諸々、ローズウッドがワシントン条約で規制されることになったこともあり、販売価格が変わります。

材を選ばないでLL-86をイングルマンでオーダーされる場合は¥1,500,000税別です。






べつでこんなのも買いました。
こちらの5セットは来年以降に組み立てられる予定です。

どれも柾目に近い面白い木目ですが、選ぶのが大変です。

バックとサイド材を合せるのも大変ですが、虫食いや割れ、節や影、いいと思っても使えない材もあります。
最後の方のサップ(白太)の入ったやつはオシャレです。





3本分のLS-86材です。こちらも仕上がるまでかなりの時間がかかります。


一つ余談ですが、

インディアンローズのセンターにサップが入ったきれいな材を見つけました。
こちらは数か月後にLL-36areになります。
予約も受け付けますので、気になる方は、お問い合わせ下さい。

最後に、ご意見を聞かせていただきたいことがあります。




マダガスカルローズの面白いのがたくさんあります。
よし、じゃあ作ろうってことにはならないんですが、
LL-36でマダガスカルローズ単板
売価¥500,000くらい
LL-56でマダガスカル
売価¥750,000くらい
下倉カスタムで数本作りたいと思っています。交渉中です。
どちらがいいんでしょうね。
皆さんお店に来られた時にでも教えて下さい。


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