2016年7月28日木曜日

YAMAHA LL-86 & LS-86 & LJ-86 Custom

こんにちは折元です。
やっと関東地方は梅雨明け発表。季節に似合わぬ涼しげな日々が続きましたが、

野菜たちのためにも、太陽燦々を期待しましょう。

このところ、個人的に世界各地に出張続きで疲れておりましたが、一連の出張フィーバーも

ひと段落という事で、12月以来のヤマハ国内工場にお邪魔してまいりました。

私がヤマハさんの工場に用事があるとすれば、一つしか目的はありません。

LL用のハカランダの選定です。&ジャーマンスプルース

昔は、ぜーーーんぶ材料を見せてもらえたのですが、時間と手間を省くため最近は良質なBEST10

しか見せてもらえません。

もう、本当に残りわずかなんですね。

ヤマハのみなさん、口をそろえて仰ってますが、今後ハカランダは仕入れないそうです。


今年に入ってLL-86、LS-86、L-custom下倉オリジナルと、たて続けに販売してしまったので、

現在、試奏していただける86は3本のみです。

いつでも試せますので、悩んでおられる方、いつでもお問い合わせください。

LLとLSのページへ


そして、今回の材料がこちらです。







前回もありましたが、フレイム入りのバール材です。

ハカランダのなかでも人気が高いのは、柾目材と

このバール部位(根に近い部位)

ハワイアンコアのようなトラ杢です。

オレンジステーキ風に塗装予定です。

側材も見事なスパイダー。この手の材は設計責任者の

櫻井氏が隠し持っていた材ですが、これで最後の1枚。

今ならLSにも出来ますので、お問い合わせはお早目に







85%柾目の特徴あるハカランダです。

センターの入り組んだ木目が美しい。

こちらはLL-86予定です。




70年代から国産モデルに多い板目材
いかにもハカランダという見た目です。
こちらのモデルはLL-86予定です。
色合いによってですが、面白い木目の出方になると思います。



柾目の強烈ではなくても、サウンド面では最も

期待度の高い材です。

こちらはLS-86になる予定です。小さいので

非常に入り組んだ杢のハカランダです。

触った感触もかなり固めでした。

こちらLS-86になる予定です。




今回の目玉、サップの入った美しいハカランダ。

今後は無いと思いますが、かなり無理を言って

LJ-86にしていただきます。

プロ用以外ではハカランダのジャンボは作ったこともなく

今後も作らないそうです。よって、しばらくは世界に1本だけの

カスタムモデルになります。

このモデルが一番早くに仕上がる予定です。








ということで、今回のLカスタムは以上です。

数年後、同じよう作ることは出来ないと思いますが、今後もできる限りヤマハカスタムを

取り扱っていきたいと思います。

とにかくご興味のあるかた、一度下倉アコースティックで、ハカランダのヤマハを

さわってみてください。下取りもいたします。




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